潰瘍性大腸炎・クローン病の治療や食事について知るにはこの本がおすすめ

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クローン病になって10年も経つと当たり前ですが、治療方法・治療薬も進化していて、自分の知識も古くなってきたかなと感じる今日この頃。
そこで改めて潰瘍性大腸炎・クローン病に関する本を読んでみました。

最近潰瘍性大腸炎やクローン病の診断を受けた方、またそのご家族の方にもおすすめです。
潰瘍性大腸炎やクローン病ってどんな治療や検査をするのか、患者さんはどんなことに気をつけて日ごろ生活しているのかなどが知れます。

「潰瘍性大腸炎・クローン病がよくわかる本」

IBDに関する本はいくつか出版されていますが、医療関係者向けの本だったりすると当たり前ですが詳しすぎます。
でもこの本だと患者向け、患者視点で知りたいことを解説してくれています。

IBDでよく行われる治療法についても結構具体的に説明してあったり、薬の種類や副作用についても解説してあります。
今は診断されたばかり、という方も、病気と長い付き合いになっていくと、治療法や処方される薬が状況によって変わっていくことはあります。
そんな時に、予備知識として知っておくと良いと思います。

あと、受診している病院の先生って病気や薬についてすべてを説明してくれるわけではありません。
自分が今受けている治療がどういう選択肢の中から選ばれているものなのか、というのも知っておいた方が良いかなと思います。

こどもの潰瘍性大腸炎・クローン病と治療: 患者説明にそのまま使える 不安なパパ・ママにイラストでやさしく解説/炎症性腸疾患(IBD)のことがよくわかる

こちらはタイトルの通りですが、こどものIBD患者さんとその家族のための本です。
内容的には上で紹介した本と同じように、どんな治療や薬があるのか、日常の中でどんなことに気をつけるのかといったことが書かれています。
こどもの患者がテーマとはいえIBDのことなので、結構詳しく解説してあり、家族が読むなら上の本も良いですが、こちらの方が良いかと思います。

上で紹介した本には食事についてはあまり詳しく解説してありませんが、こちらの本は食事のレシピについても少し紹介があり、実用的な内容にもなっています。
病気と診断されたらとりあえずこの一冊読めばひと通りのことはつかめます。

安心レシピでいただきます!―潰瘍性大腸炎・クローン病の人のためのおいしいレシピ125

この本は僕もめちゃくちゃお世話になりました。
自分が診断された10年前にはレシピ本はほぼなし。ネットでもそこまで情報が無かったため、潰瘍性大腸炎・クローン病のレシピといえば、この本!という王道の本です。
著者の斎藤先生には足を向けて寝られません…。

工夫次第でカレーやパスタも食べられるんだ!と実際に作って食べました。
体調に応じて、おすすめのメニューが紹介されていたり、食品が表でまとめられていたりしたところも助かりました。

同じシリーズでお弁当、パーティー編もあり、同時購入しました。
とりあえず上の本を買ってみて、もっとバリエーション増やしたいなと思ったら、こちらも、というのがおすすめです。

クローン病・潰瘍性大腸炎の安心おかず (食事療法おいしく続けるシリーズ)

さっきも書いたように、ずーっとIBDの食事といえば、上の「安心レシピでいただきます」の斎藤先生だけだったのですが、続いて登場されたのが田中先生!



田中先生のレシピの特徴は作り置きの工夫が紹介されていて、IBDレシピを「続ける工夫」がされているところ。

ネットで田中先生のブログを見つけたのですが、ご家族が病気になられて食事療法を勉強されたとのこと。もしかしたらIBDなのかもしれませんね。

講演会などもされているそうなので、お近くの方はブログをチェックしてみてください!

IBD特にクローン病と診断された方は食事制限をどうしていこう…っていうのは大きな課題だと思います。
自分も慣れるまで本当に苦労しました。
最初はレシピ本を見て、こんな工夫ができるのかとか、こんな具材や調理法は大丈夫なんだと、少しずつ慣れていって、今ではレシピ本にはほとんど頼らずに料理するようになりました。

最初は「あれもダメ、これもダメ」となりがちですが、ここで紹介した本を参考に「こんなのも食べられるんだ!」っていう希望を少しでも持って、IBDの食事に慣れていってもらえたらと思います。