クローン病でも健康の方向けの生命保険に入れた私の経験

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今回は、難病であり特定疾患であるクローン病の私が、生命保険に加入できた経験についてお伝えします。

しかも加入した保険はいわゆる「病気のある方向けの保険」(引受基準緩和型保険や無選択型保険)ではなく、健康の方向けの保険です。

私はクローン病だからと言って特別症状が軽いわけでもありません。

私の経験が、クローン病の方はもちろん、難病・特定疾患の方で保険加入をあきらめている方の参考になれば嬉しいです。

長文ですが、どうかお付き合いください。

難病「クローン病」と付き合う私の紹介

まず私自身の病気・症状について簡単にお伝えします。

現在、中国地方在住の32歳会社員です。20歳ごろに難病の中でも特定疾患と言われる、厚生労働省が難病指定している病気「クローン病」の診断を受けました。その時からかれこれクローン病と付き合って10年近くになります。

クローン病は簡単に言ってしまうと口から肛門までの消化器官に炎症ができ、腹痛や下痢、下血を引き起こしたりする病気です。

現在の状況は下記のような感じです。
保険に加入した時もほぼ同じような状態です。

  • 定期的に通院しており、毎食後、病院から処方された薬を飲んでいる
  • 日々食事制限をしている
  • 入院は過去に2回
  • 手術経験あり

同じクローン病でも人によって症状は様々で、軽い人から重い人までいますが、私の場合、手術も経験しているので、クローン病の中で決して軽い方では無いと思います。

ただし、ほとんどの栄養を栄養剤に頼っているほどでもないので、すごく深刻というわけでもないかと思います。

クローン病でも状態によっては障害者手帳を取得されている方もいらっしゃいますが、私はその条件は満たしておらず、手帳は取得できませんでした。

こんな私が保険に入るまでのお話です。

クローン病の自分は保険には入れないだろう、と諦めたきっかけは父の一言

クローン病を発症した当時、まだ大学生でした。
なので私はまだ生命保険には入っていませんでした。

普通学生のころから生命保険に興味のある方なんて滅多にいませんよね…。

私自身も「生命保険なんて社会人になったらそのうち入るのかなぁ」くらいにしか思っていなかったので、当然保険についての知識もありませんでした。

その時持っていた生命保険のイメージは

  • 保険の営業はうっとおしいらしい?(←営業されたこともないのに笑)
  • 保険は掛け捨てだから損する?(←誰かが言ってた)
  • でも病気で入院したり、手術した時にお金がもらえる?
  • 夫に多額の保険金をかけて殺してしまう保険金詐欺とか怖い

この程度でした(汗)

終身保険ってどういう意味?っていうくらいに知りませんでした。

そんなイメージや知識しかなくて、保険に入ることなんて全く考えることなく過ごしていた時に「難病」であるクローン病の診断を受けたのです。

「難病です」と主治医から病気の診断を受けて、これからの人生どーなるんだろ…的なことを考えながら鬱々とすごしていた数日後だったかと思いますが、父親が何気なく会話の流れの中で一言を発しました。

「難病だからお前はもう保険には入れないだろう」

保険に対して知識も興味もなかった自分は、それを聞いて

「(あ、そうか。病気だといつ入院したり手術になったりするかわからないし、保険会社からしたらリスク高いもんな。)」

と勝手に納得してしまいました。

もともと保険について入りたいとも思ってなかったわけですから、「無理だ」と言われても「あーそうですか」で終了。

その後も気にすることはありませんでした。

父も別に悪気があったわけでもないでしょうし、当時世間的にも「持病があっても入れる保険」というものについての認識は、今よりうんと低いものだったと思います。

私自身も父の一言を真に受けたまま「難病だと保険には入れない」という認識で過ごし、そこからずーっと、8年間近く、「保険なんて自分とは関係ないな」と思って過ごしてきました。

その8年ほどの間、テレビCMでは「持病があっても入れる医療保険♪」といったフレーズが流れたりしているのを、今思えばしょっちゅう聞いていました。

でも全く頭に入ってきませんでした。

「持病があっても入れるって言ってるけどこっちは『難病』なんだからさすがにムリだろう」と思っていました。

「保険=難病の自分とは関係ないこと」というのが前提にあったので、右から左に流れて行っていました。

なのに「難病でも保険、入れたんかい!!!」という衝撃

なのに「難病でも保険、入れたんかい!!!」という衝撃

そんな感じで保険とは無縁だと思って過ごして8年ほど経ったとき、人の紹介で保険の営業をされている方と知り合いました。

知り合っても特に保険の営業をされることなく、付き合いは続いていました。

その後しばらくして私が結婚することになり、「結婚するんですよ」というような話をその保険屋さんにもしたところ、「保険の加入について考えませんか?」という話をされたのです。

当然私は

「いやいや私、難病だから保険なんて入れませんし。」と軽くお断りしたところ、

「病状などを審査するので絶対とは言えませんけど、難病でも入れる可能性はありますよ。それがダメでも、もうちょっと審査のゆるい保険もありますから。」と保険屋さんはおっしゃいました。

・・・・・

「えっ・・・えっ、保険入れるんですか、、、」

保険、、、入れたんかいっ!!!!!

確かに、前回の入院以降は、割と体調落ち着いてるけど、、、そうなんですか!?と軽く驚きました。

それまで自分とは関係ないと思っていた保険が、急に関係あるものに変わった瞬間でした。

体調や服薬している内容などを審査してもらった結果…

全く保険について無知だった私は、保険屋さんに保険のことをイチから教えていただきました。

そして今後人生の中で必要になるかもしれないお金のことなど相談に乗ってもらった上で、死亡保険と医療保険それぞれをご提案していただきました。

この時ご提案していただいたのは、最近テレビCMでよく目にする「持病があっても入れる保険」というものではなく、健康な方のための保険でした。

これもちょっと驚いたことでしたが、持病・難病・特定疾患があっても症状が落ち着いているなど状況によっては、健康な方向けの生命保険に入れる可能性がある、ということです。

持病があっても入れる保険というのは、審査がとてもゆるく、およそ3〜5つほどの質問事項に答えてクリアできれば入れるというものです。

詳しくはこちらの記事で↓

一方で私が提案していただいた健康な方向けの保険は、保険会社の中の審査をする機関・医師に、これまでの入院歴や手術歴・手術内容、現在の通院状況や服薬している内容・量まで細かく書類に書き込む必要がありました。

また定期的に通院している病院から出される血液検査結果も一緒に提出しました。

保険屋さんからは、健康な方向けの保険なので審査は厳しいし、もしかしたら通らないかもしれません、という説明を受けていました。

私もいくら体調が落ち着いているとはいえ、難病で、その時までに入院や手術経験もあったので、審査に通らなくても仕方ないか、という心構えだけして審査結果を待ちました。

しばらくして保険の担当の方から連絡をもらい、審査の結果「医療保険の方は通らなかったけど、死亡保険の方は通りました。」という回答を得ました。

いざその結果をもらうと、心構えしていたとはいえ、「医療保険はダメだったか…」と、大学入試や就職試験で落ちた時ほどでもないですが、少し残念な気持ちにはなりました…(苦笑)

あぁ自分ってやっぱりそういう身体なんだよな…と。

入れたほうの死亡保険については、健康な方向けの保険ではありますが、正確に言うと、健康の方向けの保険の中にも等級のようなものがあります

。私はやはりクローン病のリスクがあるため、少し保険料が割高になっている等級であれば受け入れ可能という審査結果でした。

なぜ死亡保険だけ審査を通過したのか?

ちなみになぜ死亡保険は通って、医療保険はダメだったのか。
その理由については保険会社も詳しくは伝えてくれません。

そこでこれはあくまで私の推測ですが、クローン病に関していうと、難病ですが死亡するリスクがすごく高いという病気ではありません。
むしろ一般の人とほとんど変わらないくらいと言って良いと思います。

もちろん医療事故だったり、症状が重症化することで死亡する可能性はゼロではありませんが、統計上は極めて低いと考えられていると思います。

その点で、保険会社も死亡保険であれば、保険金を払うリスクも高くないだろうと判断し、審査が通ったんじゃないかと思います。

一方の医療保険では、クローン病は入院や手術のリスクは明らかに健康な方より高いです!!

新薬の登場などで近年はだいぶ症状が悪化する率も以前より低くなってきているそうですが、それでも入院する可能性は高いです。

私は前回の入院から現在まで5年ほど経ち、その間1度も入院はしていません。
しかし、じゃあ今後5年も入院するほど症状も悪化せず過ごしていける自信があるか、と聞かれると、自信がありません。

今後5年で1度は入院するくらい悪化しそうな気がしています。

ですので、保険会社からすると難病・クローン病というのは医療保険という視点から見ると入院代や手術費用の保険金を支払うリスクが高いわけです。

健康な方が加入している保険に対して、私のようなリスクの高い人が加入すると公平性も保たれません。こうした理由から審査が通らなかったのだろうと思います。

「知らない」ことで、損しているかもしれない。まずは知ることから。

保険を販売されている方とはいえ、信頼できる方だったので、この際保険のことを色々と教えていただくことにしました。

保険の種類やメリット・デメリット、加入の仕方や落とし穴などなど。

話を聞いていくうちに、「保険ってそういうものだったのか」という新しい気づきや、イメージとは違う保険の話など色々と発見がありました。

その後、自分でも本を読んだりしてさらに保険のことを知ろうと努めてきました。

自分自身の保険に関しても将来設計などの相談にも乗っていただいたりしつつ、結果、クローン病でありながら審査も通り、生命保険に入ることができたのでした。

ぜひ難病の方で保険加入を検討されている方は、ファイナンシャルプランナーなど専門的に保険のことを説明してくださる方に頼って、「難病なんですけど、生命保険に入れますか?」と思いきって相談してみはいかがでしょうか。

保険は生涯の買い物のうちで「マイホームの次に大きな買い物」といわれるくらいの高額な買い物です。そんな買い物について、納得して選び、将来の不安に少しでも安心して備えられたら、それにこしたことはありません。

民間の生命保険は公的な健康保険とは金額も内容もまったく違うものですので、「必ず生命保険に入ったほうがいい!」とは思いませんし、本当に自分に必要なのかしっかり考える必要があります。

その上で「入りたい」と思っている人や、将来の不安を保険によって軽くできるかもしれない方が、同じ難病の方でいらっしゃったら、少しでも私の経験やこれまでに得てきた情報がお役に立てればと思っています。

保険選びで私のように失敗しないでください…おすすめの探し方!

難病・特定疾患でも保険に入れるの?にズバリお応えします。

ではいざ自分に合った保険を見つけるにはどうすればいいのでしょうか?

保険の選び方・探し方を間違えると、自分に合っていない保険なのに気づかず入ってしまう方が多くいます。

実は私もその一人です…。

初めて保険に加入した時、相談した相手は、知人から紹介された某大手保険会社の営業マンの方でした。

その方は、 「クローン病の私でも入れる可能性のある保険が一つありますよ」 ということで、丁寧に商品の説明をしてくださいました。 それを聞いて私も内容に納得して加入しました。

でも入ったあとになって、別の知り合いから、他社の保険で保障内容はそんなに変わらなのに保険料が安いものがあることや、保険料は同じでも保障内容の良いものがあることを聞かされました。

それを聞いて私は「もう少し他の保険会社のものも比較検討すればよかった…」と後悔しました…。





その後、医療保険に入ろうと思ったので、前回の反省を生かして、今度は多くの保険会社の商品を扱っている代理店に相談しました。

担当者の方に自分のライフプランや病気への不安などを聞いていただき、多数の保険会社の中から自分に合った保険をいくつか提案してもらい、比較して決めることができました。

そんな自分の経験から、難病だけど「自分に合った保険を選ぶたい!」という人におすすめしたい方法は、色んな保険会社や保険商品などたくさんの選択肢の中からプロの視点で提案してもらい、保険をしっかり比較して選ぶということです。

○○生命など大手保険会社の営業マン・外交員に相談しても、自社の保険しか扱うことができません。

そのため、限られた商品の中からしか私たちも選べません。そもそも持病(難病)があっても入れる保険は一つの保険会社に何種類もありません。結果、営業マンから提案される数も1種類だったりして、料金や内容を他と比較できないまま加入するかどうか考えなければいけません。

それとは対照的に全国の保険代理店から近くのお店を探せる『ライフル保険相談』といったサービスを利用して相談すれば、十数社以上の保険会社の商品から、保険のプロが自分のライフプランや体調・病歴をヒアリングしてくれて自分に合った保険を提案してもらえます。

  • 複数の保険会社の商品を比較検討できる
  • 相談料無料
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さらにこうした代理店をおすすめするもう一つの理由は、どちらも強引な営業行為はしないという配慮がされている点です。これは本当に安心して相談できます。
保険会社の営業マンは人によってはしつこく電話をしてきて、新商品の宣伝や、知り合いの紹介を求めてきたりされますので。。。(経験あり)

多くの保険の中からプロに提案してもらうのか、特定1社の保険会社の営業マンからそもそも一つしかない商品をおすすめされるのか。これはとても大きな差です。

保険は目に見えるものではないので、「保険なんてどこの会社もそんな違いはないだろう」とか「最初に説明してくれた保険会社の担当者の人柄が良かったから」など、保険それ自体の違いを比較することなく、なんとなくで決めてしまう方も多いのが実情です。

でも実際、保険料を払っていくと総額で数百万円以上になることもあり、とても大きな買い物になりますので、『ライフル保険相談』などを利用して、プロに相談して、ぜひ多くの(少なくとも3種類以上の)商品から比較・検討することを本当におすすめします。



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