クローン病患者が人気の「いきなりステーキ」に行って低脂質な肉をがっつり完食してきた!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加



以前にテレビで取材されてるのをちらっと見てから気になっていたお店「いきなりステーキ」。
クローン病の自分にとって、ステーキを食べることなんてまずありえない、なんなら考えることすらしないでずっと過ごしてきました。
クローン病になって約10年、ステーキを自ら進んで食べたことは一度もありません。
(知人の結婚式でステーキっぽいものが出てきて少し食べたことがあったくらい)

でもこのいきなりステーキが、今すごく人気があるということで、気になったので色々調べて行ってみることにしました。

行ったのは大阪の梅田駅近くにある「いきなりステーキ梅田堂山店

ヒレ肉はとっても低資質なのだ!

レポートの前に、お肉について。
クローン病を長いことやってると、もはや「肉=鶏肉」というのが常識。
さらに言えば、胸肉やささみのこと。
鶏肉でも皮は脂肪分が多いから食べないなど配慮するのも普通のことですよね。

そんな低脂質な食事制限をおくっているのに、いきなりステーキに行って何を食べるの?ってことですが、ずばりヒレ肉です!
部位で言うとお腹あたり、後ろ脚の付け根あたりの赤身肉らしい。

Beef cuts ja2015.svg
By Nesnad – File:US Beef cuts.svg & [1], CC0, Link

ヒレ肉が低脂質だということは知ってる人もいるかと思いますが、実際どのくらいの脂質なのか調べると、

肉100グラムあたり脂質4.8グラム!
これは牛肉や豚肉の部位の中でもすんごく低資質な部位のひとつなのです。

参考:中性脂肪、コレステロールを下げる!

ちなみに、いきなりステーキの場合、ヒレ肉は200グラム以上注文しないといけないため、肉200グラムに対して、脂質はおよそ9.6グラム。
もちろん色々誤差はあると思います。

でもてっきり、ステーキを一枚食べると、勝手なイメージで脂質は50~60グラム、いやなんなら100グラムくらいあるんじゃないかと思ってません?
食べたらお腹は即死するんじゃないかと。

でも実際はそんなことないのです。
クローン病の食事制限でよく言われる目安としては、一日の脂質摂取量の上限は30グラム。
ってことは、ステーキを食べるその日は、他の食事を低資質に抑えれば、一日30グラムでカバーできそう。
もっと気をつけるなら、その前後一週間はいつも以上に低資質にするとか、お腹を休めれば大丈夫なんじゃないか!なんて思ったのです。
(※あくまで個人の体験や体調に基づく勝手な推測です)

ってことで、いざヒレ肉ステーキ!

実食レポート

いざ店の前に立つと、ワクワク感とともに沸き上がる緊張感…。
事前に調べてヒレ肉なら脂質が低い、とわかっていても、いざそれをお腹に入れるとなると、ある種の覚悟が必要である。

どんな肉が出てくるのだろうか、いやヒレ肉なんだろうけど、本当に脂質は低いのか、あのデータは嘘なんじゃないだろうか、なんていう疑念すら湧いてくる。
そのくらいクローン病を長年やっていると脂質への恐怖心は大きくなり、慎重になっているのだ。
そして入店、注文へ。

メニューはこんな感じ。もちろん事前に調べておいたヒレステーキしか目には映っていない。

ポップには「当店は300g以上が基本です!」「レアー焼きが絶対旨いっ!」と書いてある。
ここでクローン病、潰瘍性大腸炎の方に気を付けてほしい。

ヒレ肉は200グラムで頼む。

テンション上がっていきなり300グラムとか注文しないこと!
「300グラム以上が基本」という言葉に負けてはいけない。
男だからって迷わず200グラムでお願いしよう。

焼き加減はレアではなく、しっかり目で頼む。

「レアー焼きが絶対旨いっ!」という言葉にも負けないように。
焼き加減は人によって違ったりもするので、なかなか難しいところだが、やはりしっかり火を通してもらってた方が、お腹にはより安心である。
レアとなると、表面は火が通っているが、中の方には通ってない。
個人的にはミディアム以上、ウェルダンならしっかり火が通って安心じゃないかと思う。
ちなみにこの日は「ミディアム」でお願いした。

トッピングはコーンからの変更が可能!

ステーキのプレートに肉と一緒に乗っかてくる野菜が基本はコーンなのだけど、クローン病だとコーンは避けてる人も多いはず。ブロッコリーやジャガイモに変更ができるのでこれも忘れずに!
ちなみに自分はこれを後になって知ったため、コーンが乗っかってきた…。

で、運ばれてきたのがこちら。
これに白ご飯もつけて2000円ちょっと。

肉の上にガーリックソースみたいなのが乗っかていて、これが見た感じ意外とオイリーで面食らった。
でもまぁナイフで少しどかしつつ、肉を食す。

脂っこさは?

うん、本当にあっさりしてる、という印象。
全然脂っこくない。かといって筋っぽくもなく柔らかい。そして、やっぱりあっさりしている。
噛んでる内に、なんだかこれならお腹、大丈夫かも、そんな気がしてくる。

家族と行ったので、もし思ったより脂濃かったら半分くらい食べてもらおうかと思ったけど、あっという間にひとりで完食してしまった。

味は?

味はしっかり牛ステーキ。あぁステーキってこんな味だったかもと思い出した。
でもあっさりしてるから、すっごい肉を食べてるぞって感じもしないから、味としては物足りなさもあるかもしれない。
個人的には、もう美味しいものに対する執着みたいなものがあまり無くなっているので、「美味しい」とは思ったけど、「うわ~やばい!ステーキ超うまーーい!」という感じもなかったかな。

その後のお腹の調子は?

いざ食べてみてあっさりしてたので、パクパクいってしまったんだけど、いざ完食すると急に不安になってくる。
自分のお腹は本当に大丈夫なんだろうか、急に暴発しないだろうか、と。

でも特にその後1週間たち、2週間たったが、特にトイレの回数が増えることも、大きく下すこともなく、変化はなし。
一安心ではあります。

まとめ

いきなりステーキに限らず、牛や豚でもヘルシーな肉は部位によってはあるので、たまには良いのかなと思いましたよ。
でもあくまで調子が良い時に限るし、くれぐれも自己責任でお願いしますね。



  • このエントリーをはてなブックマークに追加